GATE CAREを導入以前の課題・問題点は？

ソフトウェア開発をしているためサーバに関しては知識がありますが、それ以外については専門性が薄く、セキュリティ対策が行き届いておりませんでした。特に、ルーターやUTMなどのインターネットの出入口の対策が弱かったと思います。スパムメールの数が多く不快に感じていたので、できる範囲でサーバ側でウイルス制限を掛けたところ、逆に受信メールの制限が厳しくなってしまい大事なメールが届かないことがしばしばありました。また、定期的にセキュリティパッチ(※2)の更新をしなければならず、とても煩わしく感じていました。
セキュリティ対策はサーバの機能のみで、対策が行き届いておりませんでした。

GATE CAREをご検討いただいたきっかけは？

セキュリティ対策に不安を感じていたところ、スターティアさんの営業担当の方よりタイミングよくご連絡をいただき、検討に至りました。また、2016年1月にマイナンバー制度が始まったことで、オフィスへの入退室管理にもきちんと取り組み、より一層セキュリティを高めたいという思いもありました。ネットワーク周りのセキュリティ向上、OA機器のコスト削減を実現できる業者を探していました。

導入の決め手は？

弊社のメイン事業はソフトウェア開発ですので、社内のITインフラについてはネットワーク環境からOA機器までその道のプロにお願いしたいと思いました。その点、スターティアさんは東証プライム上場スターティアホールディングスグループのグループ会社であり信頼がおけました。また、ビジネスフォンや複合機などのOA機器については、トータル的にコスト削減ができるということで、見直しに至りました。

GATE CARE導入後の効果・ご感想は？

2014年8月に「ISO/IEC 27001:2013」「ISO 9001:2008」という、情報セキュリティと品質マネジメントの認証資格を取得しました。セキュリティ対策の見直しは、ISO認証の審査の際にも効果的だと感じています。また、24時間365日の監視体制で何かあればすぐに連絡をいただけるので、業務に関連するサーバ周りの急なトラブルにも対応でき、保守内容が充実しています。導入したUTMは、パッチの精度を上げながら自動更新が可能になり、迷惑メールへの対処が楽になって業務負荷が減りました。さらに、一緒にご提案していただいた複合機の見直しでは、不要なFAXを止め本当に必要なデータのみの出力が可能になり、トータルコストの削減にもつながっています。インフラのプロにお任せできている安心感は計り知れません。ネットワーク環境からOA機器に至るまで、トラブル時の“問題の切り分け”が可能になりました。

※1 ISO認証：
　国際間の取引をスムーズにするための共通の基準を定めた規格。International Organizationfor Standardization（国際標準化機構）の略称。
※2 セキュリティパッチ：
　ソフトウェアに保安上の弱点や脆弱性が発覚した時に配布される修正プログラム。一般的には、ウェブサイトを通じてメーカーなどにより無償で配布される。